#13
relaxing / well-being / keeping / recycling
青森ヒバ
Cul de Sac
MEGURO, Tokyo, Japan
- hiba
- hiba wood oil: 16.5ml
- hiba chip: 650g
the product:
青森ヒバは、木曽ヒノキ、秋田スギに並び、日本の三大美林のひとつに数えられています。天然の青森ヒバのほとんどが国有林(日本国政府によって保護管理されている森林)で、その伐採量は厳しく制限されています。
直径50センチになるには200年、直径1メートルでは300年と時間をかけて育つ青森ヒバは、杉と比べると3倍かかります。今、私たちが手にすることができる青森ヒバは、200年前の江戸時代以前から育った青森ヒバということになります。長い年月をかけて育った青森ヒバには、ヒノキより多く含まれているという「ヒノキチオール」と「β-ドラブリン」を豊富に含み、この2つの成分が含まれている木は世界でも稀だそうです。この2つの成分には、防虫・抗菌など科学的にも解明された多くの効果があります。
防虫 :
小さな袋に入れたチップをクローゼットの防虫、芳香として。
精油を水に薄めて、虫よけスプレーとしても。
抗菌 :
湿気や菌に強いので、日本の重要文化財や、家の土台や柱などの建材、タンス、まな板、風呂用品などにも広く利用されています。
消臭・脱臭 :
小さな袋に入れたチップを、靴の中にいれて消臭。
リラックス :
青森ヒバから抽出した精油を、水に薄めてエアフレッシュナーとして、またお風呂に1.2滴たらして、森林浴のようなフレッシュな香りを楽しめます。
水に浸したヒバのチップを十分に水気を切り、ボウルなどにいれて、ほのかに香りを放つ加湿として。
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the maker:
中目黒の路地裏に店を構える「カルデサック ジャポン」は、2011年に村口実姉子さんによってアパレルショップ「カルデサック」としてスタート。青森のヒバに魅せられられ、青森ヒバの材木屋を始めた父親のもとで育ったという村口さん。
地元青森のヒバの素晴らしさを多くの人に伝えたいという思いから、青森ヒバのブランド「カルデサック ジャポン」を2015年にオープン。店名の"Cul de Sac(カルデサック)"はフランス語で「袋小路」の意味。出発点となった路地裏の店舗への思い入れの強さが窺えます。カルデサック ジャポンで扱う青森ヒバは、主に木の内側の心材(しんざい)を使用しています。
内側部分は赤身(あかみ)とよばれるほど、外側と比べると色が濃く、「ヒノキチオール」と「β-ドラブリン」の成分も多く含まれています。
木材として扱う青森ヒバのほかに、長い年月をかけて育ったヒバから抽出した精油に含まれる効能を生かした商品の開発、販売を行なっています。仕上げの際に出る廃材や端材も、数百年かけて育った成分豊富な天然素材。大切な資源を無駄にすることなく、自然の恵みをより身近に感じられるものづくりをしてます。
2021年には、青森ヒバの持つ抗菌・防臭・消臭効果を維持した繊維 Filhiba®(フィリバ)を使ったファブリックラインもスタート。
松陰神社駅前店では、これまでの商品に加え、青森ヒバの木目が美しい大きな一枚板なども販売。工房が併設されており、製作の様子を見ることができます。
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