#14
eating / cooking / recycling
モンシャウマスタード
Senfmühle Monschau
MONSCHAU, Nordrhein-Westfalen, Germany
- Mustard seeds, mustard flowers, sugar, salt, vinegar, water
- 100ml
the product:
ドイツ西部にあるモンシャウという村の名前がついた「モンシャウ・マスタード」。保存料を加えずに、代々受け継がれているレシピでスパイスを組み合わせて手作りされています。
マスタードシードを、熱を帯びないように玄武岩の石臼で2回に分けて丁寧に挽くことで、味や香りを引き出しています。 一度に作れる量は、大きなマスタード工場の60分の1というほど、手間と時間をかけて作られています。
有機食材にこだわったモンシャウ・マスタードは、滑らかすぎない少しぼってりとした質感で、素材の食感が楽しめます。
余計なものが含まれていない為、肉料理、サンドイッチ、ドレッシングに入れても、マスタードの存在がなくなることなく風味豊かに調和します。
1905年から作られている粒マスタードのカイザーセンフをはじめ、現在はハニー、イチジク、ハーブ、ビールなど22種類のマスタードが販売されています。
締焼きのストーンウェアの容器には、19種類のマスタードを作り出した4代目、Guido Breuer(グイド・ブロイアー)の名前が刻まれています。
サイズは100ml、200mlと、335ml、大容量サイズの500mlの4種類。すべての容器は0.20ユーロでリファウンドにも対応しています。
※写真は100mlのマスタードです。
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the maker:
ドイツ語で「モンシャウ村のマスタード製粉所」を意味する"Senfmühle Monschau(ゼンフミューレ・モンシャウ)"。ドイツ西部、ベルギーとの国境近くに社屋を構え、140年以上、5代にわたり手作りのマスタードの伝統を守っている家族経営の会社です。
ゼンフミューレ・モンシャウは、素材や品質にこだわったマスタードづくりと、農業や自然環境の保全に積極的に取り組んでいます。現在では、マスタード製造をはじめ、マスタードを使ったバス・ボディケア製品の開発販売、ショップ、レストラン、ホリデーアパートメントまで幅広く経営。建物と設備は、歴史的建造物として州で保護されており、予約して見学することができます。
ホームページでは、マスタードを使ったドレッシング、メイン料理、デザートなど季節を感じる幅広いレシピが毎月紹介されています。レシピは、肉、魚、ベジタリアン、ビーガンに分類されて検索しやすく、それぞれの料理にあうワインの提案まで掲載されています。何十年にもわたって収集した伝統的なレシピの本は、2冊出版されており、オンラインからも購入の可能。
ほかにも、昔からの知恵として伝わるマスタードシード使ったナチュロパシー(自然療法)など、マスタードについて多くのことを知ることができます。
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