手彫りでいくつもの面が削り出された美しいキャンドルホルダー。
2011年のニュージーランドのクライストチャーチ地震で崩壊したランギルル教会から引き揚げられた石灰岩を再利用しています。この石は何千年もかけて形作られてきたもので、100年前には建物に使われていました。アーティストの6x4は石と出会った時に、素材としての石の長い寿命を反映して、水晶の結晶をイメージし、キャンドルホルダーとして形を変えました。

もとのザラザラとした原石の風合いを一部残して、新たに削り出された面とのコントラストが歴史を感じさせてくれます。ライムストーンの小さな空気を含んだ質感が、静かな安らぎを与えてくれます。光と角度によって微妙に変化するトーンがやさしく美しいです。
ワックスで石を保護する仕上げがされており、もともと白っぽい色をした石灰石は、ワックスによってほんのり黄色の淡い色味が引きだされています。
キャンドルホルダーとしてはもちろん、オブジェ、ペーパーウェイトとしても美しい存在感を放ちます。